39歳のおじさんがサブ3を達成、結果が保証されていなくても愚直に努力を続ける才能
こんにちは、ヤギです。
酒とタバコと荒れた食生活のせいで、体を壊した2年前。
そんな自分を変えるために、37歳で酒とタバコをやめて、ランニングをはじめました。
そのときの体重は約84kg。
初めてのマラソン大会はホノルルマラソンで、5時間9分45秒。
2年間、ガムシャラに走って、何度も挫折しかけて、また走り出して、ようやく本日サブ3を達成しました。
コロナ禍の影響もあり、陸連公認レースは軒並み中止なので、民間主催の定員500名のこじんまりとしたマラソン大会ですが、それでも自分が目指したひとつの目標だったので良しとします。
ということで、本日参加してきたトライアルマラソンの開催概要と自己満足の結果報告をいたします。
葛飾あらかわ水辺公園トライアルマラソンとは?
トライアルマラソンは、Runnetでおなじみのアールビーズ社が主催するマラソン大会です。ハーフもあります。
自治体主催のマラソン大会が軒並み中止になる中、市民ランナーのストレスのハケ口的な大会となっていますので、参加者はランニング中毒患者が中心のハイレベルな大会となっています。
会場アクセス
本日参加したのは、そんなトライアルマラソンシリーズの東京開催の回となります。
葛飾あらかわ水辺公園は、JR総武線の新小岩駅から徒歩15分。
受付は、朝7時から、スタートは朝8時からとなっています。
スタート時刻は少し早いですが、10月なら気温が上る前にゴールできるので、むしろ走りやすいです。
今日の気温は8時時点で16℃くらい、ゴールする頃には20℃くらいまで上る見込みです。
コース概要
コースは、5kmのコースを8周回+調整で2.195kmという感じなので単調です。しかも、河川敷なので風を遮るものがありません。
コロナ対策例
トライアルマラソンは、いろいろなコロナ対策をしていますが、ランナーにとって重要な要素が給水です。
通常の紙コップでの給水ではなく、以下のように水とスポドリの2種類がペットボトルで提供されます。
・手渡しは行いません。
・衛生管理のため水は350ml、スポーツドリンクは555mlでの提供となります。
・ボトルホルダーの装着をお勧めします。
ボトルホルダーがついたウェストポーチなどがあるとよいのですが、残量がある状態でポーチに入れて走るのも地味に重くて終盤はキツくなりますので、工夫が必要です。
ウェーブスタート
こちらもコロナ対策の一環で、一斉スタートではなくウェーブスタートを採用しています。
ナンバーカードの色によって10組に分けて、組ごとに時刻を少しずつずらしてスタートすることによって、密をさけるというのが目的です。
この方式を採用する時点で、後の組は強制的に遅れてスタートするので、レースの順位は通常の大会と違ってネットタイムによって決まります。
つまり、ランナーがスタート地点を通過してから、ゴール地点を通過するまでにかかった実質の時間で順位が決まります。
ですので、トライアルマラソンの公式タイムはグロスではなくネットタイムとなるのが特徴です。
サブ3を目指してきた39歳のおじさんの結果はいかに?
さっそく結果をさらします
ネットですが、2:59:32での完走!
魂が抜けているときの写真で完走証を作ってみました。
トライアルマラソンは、ウェーブスタート採用なのでネットが公式タイムになりますので、良しとしましょう。
ペースはキロ4分13秒でおしていこうと考えていましたが、河川敷で風がかなり強かったので、キロ4分15秒(5キロ21分15秒)に走りながら修正しました。
5キロごとのラップタイム
0〜5km 21:15
5〜10km 21:18
10〜15km 21:25
15〜20km 20:52
20〜25km 21:05
25〜30km 21:11
30〜35km 21:24
35〜40km 21:34
40〜Finish 09:28
高速の真下のコースだったのでGPSが狂ってしまったのと、風が強かったので、正確にラップを刻むのが難しかったです。
スタート直後は体を楽にして、ペースが早くなりすぎないよう意識しました。5km周回コースなので、まずはコースの概要を知ること、トライアルマラソン独特の給水や風の状況を確認することに専念しました。
15kmを過ぎたあたりで、目安タイムよりも少し遅れてしまっている事に気がつきました。そこで、15〜20kmでペースアップして、ハーフまでで帳尻を合わせに行ってます。
30kmまでは悪くないペースで行けましたが、このあたりで足裏のアーチが死んでしまって、恐らくその影響もあって35kmくらいから、ふくらはぎや内ももがケイレン気味になってきました。
40km過ぎに両足のふくらはぎが同時につったので、10秒立ち止まり、膝に手をついていたら奇跡的に一瞬もとに戻ったので、そのすきにスッと走り出して、けいれんするのを誤魔化しながらなんとかゴール。
ガーミンの統計情報を分析
平均ペースは、目標の4分13秒よりも1秒遅かったですが、まずまずコントロールできたので良しとします。
平均ピッチは184、目標としていた186よりは少ないですが、後半になっても落ち込んでないのは、けいれんにギリギリで耐えながらよく頑張れました。
荒川トライアルマラソンを走ってみた感想
楽なレースではなかったですが、大きくペースを崩すことなく完走できたことは良かったです。
トライアルマラソンは、定員500人なので小規模なレースです。そのため、同じペースで走れるランナーを捕まえて集団で走れないので、終始レースを通して単独走だったのがキツかったです。その一方で、他のランナーを避ける必要がないのはヨカッタです。
荒川沿いの高架下なので、GPSが狂う上に風が強いので初めてだとペースコントロールに苦慮します。
結果が保証されていなくても愚直に努力を続ける才能
ランニングを始めてからサブ3を達成するまでに、2年を費やしました。
本当にしんどかった。
毎月1回は挫折をしてきた。
毎月ランニングを辞めようかと思った。
それでも愚直に続けてきた。
「2年でサブ3ができるなんて才能がある」と言ってくれるひともいるけれど、わたしにはランニングの才能なんてありません。
わたしに才能があるとすれば、それは「結果が保証されていなくても愚直に努力を続ける才能」かもしれません。
サブ3で満足するか、もう少し上を目指してみようかこれから考えます。