ホノルルマラソン体験記
こんにちは。ヤギです。
2018年にホノルルマラソンに参加しましたので、今回はその体験記を書いてみたいと思います。
次回以降の参加を検討されているかたの参考になれば幸いです。
ホノルルマラソンの流れ
わたしが参加した2018年の日程の例でご紹介します。
マラソン大会エントリー
ホノルルマラソン大会の概要紹介にも書きましたが、前日PM5時までハワイのコンベンションセンターでエントリーできますが、早目にエントリーした方が費用が割引されるので、参加を決心した時点でエントリーしましょう!
公式サイトは日本語なので誰でも簡単にエントリーできます。
ホノルルマラソンEXPO・ゼッケン受取
- 開催場所
開催場所のハワイ・コンベンションセンターは、ワイキキの北の端っこあたりにあります。マラソンスタート地点からは割と近く、フィニッシュ地点のカピオラニ公園付近からは3kmくらいのところにあります。
自分のホテルがスタート地点とゴール地点の間にあれば歩いて行ける距離ですね。
- 大会記念グッズ・マラソングッズの販売・ゼッケン受取
ホノルルマラソンのロゴが入ったランニングシャツなどの記念品をはじめとして、ランニング関連の補助食やウェア、スプレーなどいろいろなものを販売しています。
大会の参加者は同じフロアーでゼッケンを受け取ります。日本語が話せるスタッフが対応してくれるので、英語が話せなくてもまったく問題ありません。
- ステージでのトークショーやフラダンスショー
グッズ販売などと同じフロアにステージがあり、トークショーやフラダンスショーが開催されます。トークショーでは、有名なランナーによるマラソンの攻略法やアドバイスなどを話してくれたり、トレーナーのかたによるストレッチ方法の指南などがあり、初心者にはとても参考になります。
アロハ・フライデー・ナイト
<2018年のタイムスケジュール>
5:30pm – 開場
6:00pm – ハワイアンミュージック&フラダンスショー
6:45pm – 大会アンバサダー渡辺麻友によるトークセッション
7:15pm – メインステージ ”木村カエラLive”
8:00pm – 終了
参加費用は7500円です。
はじめにお弁当とドリンクがもらえます。正直お弁当はあまりおいしくないです。
そのあとのハワイアンミュージックとフラダンスショーは、ハワイにいればほかにも無料で見るチャンスはあると思いますので、あえて参加して見なくてもいいかなーとは思いました。※エクスポでも見ることができます
大会アンバサダーの渡辺麻友さんとマラソンに参加する木村沙織さん、あとテレビ局アナウンサーの方によるトークショーでしたが、こちらは面白かったです。
さて、フライデーナイトのメインイベントともいえるライブですが、今回は木村カエラさんでした。はじめは、あまり盛り上がらない感じでした。というのも、参加した人は老若男女いろんな世代の方がいますし、そもそも木村カエラさんのファンだからイベントに参加しているとも限らないので、普段のカエラさんのライブとはノリが違うのは仕方のないところ。
ですが、ライブがちょうど半分くらい過ぎたころに
『みんな、我慢して椅子に座ってないで近くにきていいよー!』
とカエラさんが言うなり、大人しく椅子に座ってたみんながワ~!とステージ前まで集まって、それからはかなり盛り上がってました!!
マラソンテーマソングも2回聴けたし、途中でコンベンションセンターの床が抜けるかと本気でドキドキするほどみんなでジャンプしてましたよ。
ライブは良かったです。撮影禁止なので写真はありません。<(_ _)>
7500円の参加費は結構高いなーと思いますが、初めてなので気持ちを盛り上げるためにも参加してよかったなと思いました。
次回フライデーナイトに参加するかどうかは、ライブ次第ですね。
大会当日
マラソンのスタート時刻はAM5時です。
この時期のホノルルは日中の最高気温がだいたい27度くらいまで上がることを考慮したものです。多くのランナーが7時間以内にフィニッシュするとすれば、気温が上がりきる前に帰ってこられます。
就寝 前日PM9時~当日AM2時
前日のPM9時くらいに床に就きました。
が、こんな早い時間になかなか寝られないですし、さらに大会に参加するので興奮してなおさら寝られません。その結果、睡眠時間ゼロでマラソンを走ることになってしまいました。(+o+)
『寝ようと思えば思うほど目がさえてしまう。そういうときは、無理せず布団に入って体を休めるだけでもよしとしてください。』
というのは、エクスポのトークショーでのオリンピアン浅井えり子さんのアドバイス。早速役に立ちました。
起床~スタート地点への移動 当日AM2時~AM4時
AM2時にベッドから抜け出し、朝食をとりました。
- 前日にABCストアで購入したバナナ(1本単位でバラ売りしてます)
- エキスポで購入した栄養ドリンクとゼリー携行食
- スパムおにぎり
AM3時30分ころにホテルの外に出てみると、あたりは真っ暗でスタート地点から3kmも離れているにもかかわらず、ランニングウェアを着た人で溢れかえっていました・・・写真のピンボケしていてすみません。
ワイキキ周辺の各ホテルのそばからマラソンスタート地点までの臨時シャトルバスがそこかしこにいて、バスに乗りたいひとがたくさん並んでいます。
バスにのる列に並ばずにスタート地点まで歩いていく人もたくさんいますが、これから42km走ろうというときに3kmも歩くと後で後悔するんじゃないかと思い、わたしはレンタサイクルのbikiに乗っていきました。
当日bikiに乗って移動してるひとは一人も見かけませんでしたけどね・・
さて、AM4時にスタート地点に到着しました。
トイレに行きたい人はここの仮設トイレで済ませておきます。
スタート前の緊張感がただようひとときです↓
いよいよスタート!!まずは花火!!
ホノルルマラソンといえばスタートの花火、といっても過言ではないと思います。
一気にテンションMAXになります!
個人のネットタイム計測は、この先にあるスタートラインを過ぎてからとなりますのでここは歩きます。焦る必要はありません。ウォーミングアップのつもりで花火を楽しみながらウォーキングしましょう。
スタート~10km地点
10kmまでは街中のフラットなコースを走ります。
真っ暗なのにお祭りのような雰囲気で楽しいのですが、早々に歩き始めるランナーもたくさんいて、ノビノビと走ることはできません。
カピオラニ公園あたりでだいたい10kmです。
10km~20km地点
10km~13kmでダイヤモンド・ヘッドの横を通りすぎます。
ひたすら緩い登り坂のあと、下り坂になります。
下の写真は当日のものではないですが、当日は1車線いっぱいにランナーが溢れているので、ここでもスイスイ走ることはできないので、歩くランナーをうまくよけながらいくことになります。わたしの失敗は、登り坂で歩き始めるランナーが道をふさぐので、路肩の未舗装の部分をダッシュでずーと登り切ってしまったことです。
この登り坂ダッシュがのちに後悔することになります。トホホ・・・。
もう少し進んだところで日の出を拝むことができます。
12月初旬の日の出は7時ころなので、5時間ランナーは20km手前のこのあたりで日の出を見ることになります。
20km~38km地点
ダイヤモンド・ヘッドの横を抜けると再びフラットなコースになります。
さきほどの坂道ダッシュがきいてきて、早くも足の付け根が痛くなってきて、足取りも重くなってきました。20kmランのトレーニングを普段からやっていたので、30kmくらいまではある程度走れる計算だったのですが・・
でも、沿道の応援やエイドでとても励まされましたのでなんとか歩かずに走り続けることができました。
私設エイドのクッキーとかプレッツェルとかゲータレードとか↓
バンド演奏とかDJとか↓
38km~フィニッシュ
フィニッシュ前の直線には、応援してくれるかたが大勢いるので涙が出そうになります。フィニッシュのゲートをくぐるとメダルと貝殻のレイを首にかけてもらって、ウェアを着たままシャワーをあたまから浴びることができます。
フィニッシュしたランナー全員がフィニッシャーTシャツをもらうことができますのでもらいに行きましょう。それから、ハワイ名物のマラサダも配布されていました。
おいしい!
完走後の感想
つまらないダジャレですみません。
完走して思ったことを素直に書いてみます。
3万人規模のマラソン大会にはじめて出たのですが、とにかくランナーが多いので走りにくいです。自分のタイム更新などを狙っているランナーは、エントリーの時点で自分の目標タイムを少し上目にしておいて、なるべく前の方からスタートした方がよいです。
大会エントリー時点で自己申告で自分の目標タイムを入力するので、その結果前の方には早いランナー、後ろの方には遅いランナーがスタート地点に並ぶはずなのですが、残念ながら前の方にいながらすぐに歩き始めるランナーもたくさんいますので。
そういった大会なので個人的には、ホノルルマラソンはあまりタイムを気にせずに走ることをおススメします。そうすれば、周りを走る仮装ランナーを楽しんだり、ボランティアとのふれあいを楽しんだり、日の出に感動したり、少しだけ立ち止まってバンドの演奏を聴いたり、私設エイドの手作りのプレッツェルをいただいたり、とても楽しいものになると思います。
次回47回大会の参加も楽しみです。