体重とマラソンタイムの関係
こんにちは。ヤギです。
ランニングをはじめて6か月が過ぎました。
もともとダイエット目的で始めたランニングなのですが、途中で挫折してしまいそうだったので、体重の記録とあわせてランニングのタイムも測定してなんとかモチベーションの維持に役立てていました。
そうしているうちに、当たり前といえば当たり前ですが、測定した結果を日々エクセルにプロットしているうちに、ランニングのタイムと自分の体重の間に相関関係があることに気がつきました。
それでは、体重が1kg減るとマラソンのタイムはどのくらい短縮できるのでしょうか。
研究論文によると、マラソンでは3分/kg短縮できるらしい
体重とタイムの関係についてググってみると、ちゃんと研究をされている専門家がいました。
研究論文を見るとだいたい体重1kg減少すると、マラソンのタイムでは3分程度短縮できる見込みのようです。
さてさて、これが本当かどうか自分のデータで検証してみましょう。
わたしの体重とタイムの関係について検証してみました
データの扱いについて
2018/12/1~2019/3/18のデータを使用しました。
この間、早朝に体重計測を行ってそのまま20kmランニングをするというルーティンを守っていて、体重もかなり安定して減少していました。
グラフを確認
この記事のアイコン画像にもしましたが以下のグラフがその結果です。
20km走のタイムと体重をプロットしたものでグラフに単位を記載し忘れましたが
以下の単位になっています。
横軸:体重(kg)
縦軸:タイム(分)
プロットした点にエクセルの機能で近似曲線を引いたものがグラフの点線です。
このグラフは本当は指数近似曲線なのですが、結果的にはほぼ直線になりました。
そのためこのグラフの傾きを調べることで、体重が1kg減少したときのおおよその20km走のタイム短縮時間がわかります。
結果
グラフの傾きから計算すると、1kg減少したときの短縮タイムはだいたい2分強という結果になりました。
これは20km走なので、フルマラソンに換算すると4分強の短縮ということになりました。
考察
専門家の研究結果が3分程度ということだったので、だいたい同じ結果になりました。
専門家の研究結果よりも少し短縮時間が少し大きくなった理由としては、体重以外の以下のような要素によるものだと思います。
・心肺機能の向上
・ランニングエコノミーの向上
・ランニングシューズの改善
・ペースコントロールの上達
以上です。
マラソンのタイムを短縮するためにはダイエットは有効ではありますが、急激なダイエットや無理なダイエットは故障のもとになりますので十分にご注意ください。タイム短縮には地道な努力の積み重ねが必要ですね。