レース終盤の激坂でゴボウ抜きできるようになる方法
わたしは市民ランナーです。
ほかの市民ランナーの多くの方も同じだと思いますが、登り坂はしんどいので嫌いです。
でも、登り坂が嫌いであると同時に、得意でもあります。
マラソンレースの終盤に登りの激坂が出てきたら、他のランナーをゴボウ抜きできるチャンスタイムだと思えるようになりました。
今日は、なぜそのように思えるようになったのかについて書いてみたいと思います。
なぜ登り坂が得意になったのか?
なぜ登り坂が得意なのかと考えてみると、理由はひとつしかありません。
普段トレーニングしているコースに登り坂と下り坂を取り入れているからです。
ガーミンのデータを見てみるとこんな感じになります。
【普段の20kmトレーニングのコース】
10kmのコースを折り返しているので、下のグラフのように左右対称の高度グラフになっています。
20kmで獲得標高が250mくらいなので、フルマラソンに換算すると獲得標高は約500mとなります。
高低差の多いマラソンレースと比較してみる
果たして上で確認した500mという高低差がどれくらいキツいのか、フルマラソンのコースと比べてみようと思います。
比較対象として、こちらのサイトで紹介されている「高低差が激しく難易度の高いフルマラソンレース」でランキングを調べてみました。
【高低差ランキング】まとめ
1位 榛名湖マラソン 獲得標高 569m
2位 いびがわマラソン 獲得標高 480m
3位 いぶすき菜の花マラソン 獲得標高 416m
4位 ヨロンマラソン 獲得標高 397m
5位 能登和倉万葉の里マラソン 獲得標高 387m
【榛名湖マラソンの高低差グラフの例】
ちなみに、榛名湖マラソンのコースの高低差をグラフで見るとこんな感じです。
出展:榛名湖マラソン
榛名湖マラソン、5回もキツ目の坂が襲い掛かってくる過酷なコースですね。
わたしのトレーニング用の20kmコースではフルマラソン換算で獲得標高が約500mなので、ランキング1位の榛名湖マラソンには及ばないものの、2位のいびがわマラソンと同じくらいの高低差ということがわかりました。
まとめ
わたしのトレーニングコースは、いびがわマラソンと同じくらいの高低差ということでした。
その結果として、登り坂・下り坂に自然に慣れてしまって、マラソンコース終盤で激坂が来ても、他のランナーをゴボウ抜きできるチャンスタイムと思えるようになりました。
坂が苦手というランナーのかたは、ぜひ普段のランニングコースに坂を取り入れてみてはいかがでしょう。